ネット通販などによる買い物は広く普及し、今や日常的に利用する人も珍しくありません。
最近では新築一戸建てでも「宅配ボックス」が、設置されるケースが増えてきました。
今回の記事では、新築一戸建てに設置すると便利な宅配ボックスについて、種類や注目の機能などを解説します。
新築一戸建てにも便利な「宅配ボックス」の種類
宅配ボックスの種類は、設置の仕方や素材などの違いにより、さまざまです。
たとえば設置の種類別では、まず「壁に埋め込む」ものがあります。
室内から荷物の取り出しができるのは魅力的です。
埋め込むものは使い勝手もよいですが、壁に穴をあけるので、後々リフォームで取り付ける場合には工事ができるか確認の必要が出てきます。
その点、新築一戸建てなら、便利な埋め込むタイプも検討しやすいかもしれませんね。
設置が簡単なのは、玄関先に比較的大容量な箱型の宅配ボックスを置く「直置き」や「据え置き」タイプです。
上部にふたが付いたものや、扉のついた小型のロッカーのようなものなど、見かけたことがあるかもしれませんね。
また、省スペースな「壁掛け」タイプもあります。
門塀や住宅壁に、薄型のボックスを設置します。
取り出しについては前側からのみか、後ろ側からも取り出し可能かを確認しておくとよいでしょう。
また、よく使用されている素材もいくつかあります。
スチール製は比較的高価ですが、頑丈で防犯性も高く、安心して使えそうです。
一方、リーズナブルな素材には、プラスチック製やポリエステル製のものがあります。
軽くて取り付けやすいのもメリットなので、設置にもあまり手間が必要ありません。
新築一戸建てに設置する宅配ボックスを検討する際は、普段の買い物の大きさや使う頻度などライフスタイルを意識するとともに、新築一戸建ての玄関まわりのプランニングと一緒に考えるとよいでしょう。
新築一戸建てに検討したい機能性に優れた宅配ボックス
宅配ボックスは、施錠の機能性の面でも「電気制御式」と「機械式」2つの種類に分けられます。
「電気制御式」は、電源を使い扉の施錠をおこなうものです。
一方、「機械式」はダイヤル錠などで施錠します。
配線の工事が必要ない「機械式」は、新築一戸建てもリフォームも含め、比較的設置しやすいのがメリットです。
また、最近の宅配ボックスは、よりハイテクなものに進化しています。
たとえば、近年注目される「IoT技術」が活用された宅配ボックスでは、通信機能が搭載され、スマートフォンの専用アプリで荷物の受け取り通知なども確認できます。
また、自動の押印機能が内蔵されていると、運送会社のスタッフが伝票を差し込み口に入れ、ボタンを押せば押印も完了です。
従来は、生鮮食品など食料品の受け取りには不向きでしたが、冷蔵できる宅配ボックスも登場し、再配達などのロスもなく受け取りができるようなりました。
まとめ
便利な宅配ボックスは、さまざまなタイプや機能性があり、新築一戸建てでの暮らしを便利にしてくれます。
デザイン面でも、カラーや形状など多彩です。
ぜひ安全面なども確認しながら、新築一戸建てのマイホームにマッチするものをお選びください。
