マイホームに、虫が出てきたらショックですね。
しかし、クリーンなイメージの新築一戸建てであっても、春から梅雨、そして夏にかけて虫が発生するケースが見られます。
この記事では、虫が発生してしまう原因にせまり、また有効な防虫対策を一緒にお届けします。
新築一戸建ての防虫のために知っておきたい虫が発生する原因
冬が終わり、春から夏にかけては、虫が活発になる季節です。
住まいのなかでも、虫を見かけることがあります。
とくに新築一戸建てで虫を発見すると、住まいに欠陥があるのではないかと心配になりますが、実はそうではありません。
虫が発生しやすい原因は、湿気です。
新築一戸建てでは、工事して日が浅く、木材やコンクリートがまだ水分を多く含んでいます。
そのため、湿気を好む虫が集まり、結果的に新築一戸建てで虫が繁殖してしまうケースがあるのです。
新築一戸建てでも、湿気を原因に発生する虫としては、梅雨になると巾木下の隙間などから出てくるコクヌストモドキや、段ボールを好んでひそむチャタテムシなどが一般的に見られます。
快適な新築一戸建てのために防虫に有効な対策を紹介
新築一戸建ての防虫対策として、殺虫剤や燻煙材も目の前の虫の駆除には役立ちますが、壁の中などにいる虫には届きません。
この場合は、養生テープなどで侵入の原因となる隙間を防ぐのが良いでしょう。
しかし、新築一戸建ての防虫は、建物自体の湿度が安定するまで待つことが、根本的な対策といえます。
また、新築一戸建てに外部から侵入してくる虫もいます。
そのような場合に有効な対策もいくつかご紹介しましょう。
壁の隙間以外にも、侵入経路になりやすい箇所があります。
たとえば、トイレの換気扇は虫の通路になるのでフィルターを張りましょう。
室外機のホースも、屋外と室内をつなぐ侵入経路となるので、専用キャップなどを使って防虫します。
防虫のために、新築一戸建ての建物周りにも気を付ける必要があります。
ナメクジや危険なムカデは、じめじめとした暗所を好むので、プランターなどは通気のよい台の上に置けば防虫に有用です。
蚊については、空き缶程度の水たまりでも、容易に発生源となるので、水たまり自体をつくらない工夫をしましょう。
まとめ
新築一戸建てで防虫対策をしていても、盲点になりやすいのが洗濯物です。
とくに白い衣服などを夜間、屋外で干すと虫が寄ってきて、そのまま室内に取り込んでしまうケースもあります。
虫のいない住環境をつくるためには、室内の対策と屋外からの侵入を防ぐ対策の両方が大切ですね。