整形地、不整形地という言葉をご存じですか?
整形地とは長方形や正方形などの四角く整った土地の事をさします。
これに対し、不整形地とは三角形やL字の形、旗竿地や傾斜、高低差などがある土地の事を指します。
一般的に前者の方が家屋を建てるには向いているとされていますが、購入時の価格などにも違いがあり、実際に地所を購入する際にはどちらを選べばよいか迷ってしまいがちです。
そこで、ここではマイホームを建てる際に土地を選ぶポイントを紹介していきます。
家を建てやすい立地
整形地は地形に無駄がなく、敷地を有効活用しやすい事がメリットとして挙げられます。
量産型住宅は、規格が統一されているため、四角い敷地に建てる事を念頭に設計されています。
そのため、あまりにも敷地の形が変則的だと規格が合わず、購入した敷地への家屋の建設自体が難しくなってしまう事もあります。
また、崖や斜面に面した土地は崖崩れや土砂崩れなどの自然災害が起こる可能性が有るため、安全対策の面から見ても整形地の方がメリットが有ると言えます。
建設コストの節約
住宅の建設には、土地の整地や土台の建築など、様々な面で大型重機が必要となります。
この際、道路から離れ過ぎていたり、敷地の形が変則的すぎると重機の乗り入れが難しくなったり、作業が困難になってしまう場合が有ります。
重機を活用する事が難しくなると、人力での作業が必然的に増えてしまい、より多くの人件費が発生してしまいます。
また、作業効率自体も下がってしまうため、工期が延びる等のトラブルが起こりやすく、作業コストが増えてしまいます。
これらを避けるには、道路と所有地の連結が良く、地形の起伏が少ない場所を選んで購入する事がポイントとなってきます。
また、土地の形状が整っていればいる程、整地の手間が省けコスト削減につながる事もメリットとして挙げられます。
建築後の家屋のケアがしやすい
整形地は土地自体の価値も不整形地より高価な場合が多いです。
これは土地の形が整っているため、家屋の建造に限らず、店舗などの商業施設や工業施設など様々な建物の建設に活用しやすいためです。
このため、不動産の転売を考えた場合に売却しやすい点もメリットとなります。
また、家屋のリフォームやリノベーションなどを考えた場合にも、建築時同様工事がしやすく、余計なコストを抑える事が出来る点も見逃せません。
まとめ
ここまで整形地にマイホームを建てる場合のメリットを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
整形地は敷地の活用がしやすく、マイホームの建設にはうってつけの土地だと言えます。
上記の事も踏まえ、夢の我が家候補の立地条件を考えてみてはいかがでしょうか?
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